読書
こんにちは、はるのゆきです。 ここ数ヶ月、読書に耽っていました。夏の終わり頃から異常な読書欲が沸き、SNSを更新する余裕がないほど活字に溺れていました。 往々にして、私が何かに没頭するのは、日常生活でままならない苦しいことに直面している時です。…
こんにちは、はるのゆきです。 先日、2022年上半期の芥川賞・直木賞が発表になりましたね。 芥川賞を受賞したのは、高瀬隼子さんの『おいしいごはんが食べられますように』。直木賞は窪美澄さんの『夜に星を放つ』でした。 私はまだどちらも未読ですが、早く…
こんにちは、はるのゆきです。 先日、初めて神保町へ行きました。本好きなら誰もが憧れる本の街ですね。軒を連ねる古書店に胸が躍り、読書欲が跳ね上がりました。 神保町散策については、改めて記事にできたらと思っています。 そんな神保町へ向かう電車内で…
こんにちは、はるのゆきです。 3月になり暖かくなると、晴れやかな気持ちになりますね。子どもとのお散歩も楽しく、休日はウキウキと過ごす日々です。 最近の読書時間はもっぱら朝。 子どもが目を覚ますまでの短時間、いかに読み進められるかが勝負です。 平…
こんにちは、はるのゆきです。 突然ですが、みなさんは村上主義者ですか? この質問を受けて、「村上主義者?何のこと?」と思われたあなたは、村上主義者ではないでしょう。 「うーん、、どうかな?好きといえば好きだけど、、主義者を名乗るほどの者では……
こんにちは、はるのゆきです。 高校3年生まで場面緘黙症だった私、読書をすることが心の支えでした。 中高時代に沢山の本を読み、色々な作家さんにハマりました。 宮部みゆきさん、東野圭吾さん、瀬尾まいこさん、梨木里歩さん、京極夏彦さん、、 そして森絵…
新年あけましておめでとうございます。 はるのゆきです。 昨年始めたこのブログ、更新ペースが遅いにもかかわらず、多くの方に読者登録していただき感謝の気持ちで一杯です。 これからもマイペースに続けて行けたらと思います。本年もよろしくお願いします。…
こんにちは。はるのゆきです。 前回の記事冒頭にも書きましたが、冬になり、『こたつで読書withホットカフェオレ・チョコレート』が定着している今日この頃です。 秋から冬にかけて空気が澄む時期は、頭もすっきりと冴え渡りませんか?普段手を出しにくい長…
こんにちは、はるのゆきです。 最近急に冷え込んできましたね。 寒い日は、ホットカフェオレにチョコレートを添えて、こたつでぬくぬく読書をするのが至高です。 さて先日、青柳碧人さんの『むかしむかしあるところに、死体がありました』を読みました。今回…
こんにちは、はるのゆきです。 これまで触れていませんでしたが、私結婚しており、小さい息子がいます。夫婦ともにフルタイムで仕事をしており、平日は仕事と育児に追われる日々。 そんな中このブログを始めたので、なかなか思うように更新ができません。 そ…
こんにちは、はるのゆきです。 辻村深月さんの『噛みあわない会話と、ある過去について』を読みました。 あらすじ あなたの「過去」は、大丈夫? 美しい「思い出」として記憶された日々――。 その裏側に触れたとき、見ていた世界は豹変する。 大学の部活で仲の…
こんにちは、はるのゆきです。 西加奈子さんの『i』を読みました。 ネタバレを含みます。 あらすじ アメリカ人の父と日本人の母のもとへ、養子としてやってきたアイ。 内戦、テロ、地震、貧困……世界には悲しいニュースがあふれている。なのに、自分は恵まれ…
こんにちは。はるのゆきです。 以前の記事に、高校3年生まで学校で声を出せない『場面緘黙症』だったことを書きました。 haruharu2021.hatenablog.com haruharu2021.hatenablog.com 学校では極度の緊張状態で、体力的にも精神的にも疲れる日々でした。 そん…
こんにちは、はるのゆきです。 先日『友達とは呼べないけどそれなりに仲が良い同僚』と、小説を貸し借りする機会がありました。 その同僚について その同僚(女性)は、陰キャ陽キャのどちらかに分類せよと言われたら、確実に陽キャです。 ハーフ並みに彫り…
太宰治さんの『畜犬談』を読みました。 ネタバレを含みます。 畜犬談チャレンジ 私は、イケメンについては自信がある。いつの日か、かならず誑かされるであろうという自信である。私は、きっと罠にはまるに違いない。自信があるのである。 よくぞ、きょうま…
一つ前の記事に、江戸川乱歩さんの『人間椅子』を読んでの雑記を書きました。 haruharu2021.hatenablog.com 今回は、『人間椅子』のあらすじと感想です。 あらすじ 外交官を夫に持つ閨秀作家(女性作家のこと)の佳子は、毎朝夫の登庁を見送った後、書斎に籠…
小学校2年生の時、ある妄想をするのが好きでした。 その妄想は、“自分が小人になって、クラスメイトの様子をこっそり覗けたなら”というもの。 妄想癖があるのは昔からですが、この遊びのミソは「自分が小人である」という所。 つまり周りが私を認識していな…
一つ前の記事に、谷崎潤一郎さんの『痴人の愛』を読んで雑記を書きました。 haruharu2021.hatenablog.com 今回は『痴人の愛』の、あらすじと感想です。 あらすじ カフェーの女給から見出した15歳のナオミを育て、いずれは自分の妻にしようと思った真面目な男…
私の職場には、人たらしな同僚がいます。 噂ではパパ活をしているらしい。 年齢と収入にそぐわない、高級なバッグや化粧品をいくつも持っているから。職場の男性陣を、掌の上で転がす巧みな話術とシナ作りを心得ているから。 女性受けが悪くても、その子はい…
今週のお題「読書の秋」 まだブログを始めたばかりで右も左も分かりませんが、素敵なお題を目にしたので文章を綴ってみます。 秋の空気って不思議ですよね。 夏の間、猛暑という厄介者が頭の中を侵略し、推し活へのモチベーションを奪っていきます。 人類が…
宇佐美りんさんの『推し、燃ゆ』を読みました。 ーーーー 私の推し変歴を思い出してみよう。 小説、ハリーポッター、イギリス、小池徹平、NARUTO、堺雅人、高橋一生、呪術廻戦 …などなど。 いやまて?『推し』というのは本のタイトルのような大きな枠組みで…
太宰治さんの『犯人』を読みました。 ーーーー 中学時代、吹奏楽部でトロンボーンを吹いていました。 本当はフルートが吹きたかったんです。だってフルートを吹けば、可憐で育ちのいいお嬢さまオーラを存分に醸し出せるでしょう? 思春期女子にとって、可憐…