季節が変われば読む本も変わるよね?というお話
こんにちは。はるのゆきです。
前回の記事冒頭にも書きましたが、冬になり、『こたつで読書withホットカフェオレ・チョコレート』が定着している今日この頃です。
秋から冬にかけて空気が澄む時期は、頭もすっきりと冴え渡りませんか?普段手を出しにくい長編小説や、文豪の難しい本を手に取りたくなります。
今手元にあるのは、太宰治の「走れメロス」。春に購入し温めていた本ですが、今なら読めるかも!と思い、積読本の中から手に取りました。
そこで気が付きました。
あれ?そういえば私、季節ごとに読む本のジャンルが違うな?と。
特に意識しているつもりはありませんが、何とな〜く秋はミステリー、冬は純文学など、選ぶ本に偏りが出ている気がします。
そこで今回は、季節ごとの読書スタイルや、読みたくなる本のジャンルについて、自分なりにまとめてみようと思います。
春から順番に行ってみましょう!
春
冬籠りの時期が終わり、心も体もポカポカ陽気になる春。とにかく外に出たい!陽を浴びたい!欲が高まり、アウトドア読書の頻度が増えます。家族でキャンプに出かけ、チェアーに座って陽を浴びながら読書するのが楽しい時期。
陽気な気持ちに合わせて、自然と温かく優しい内容の本を読みたくなります。温かい気持ちになりたい時は、瀬尾まいこさんを選べば間違いありません。
《読書スタイル》
デイキャンプやピクニック先で、ひなたぼっこをしながら読書。
《読みたくなる本》
例)そしてバトンは渡された 瀬尾まいこ 著
漁港の肉子ちゃん 西加奈子 著
夏
夏は苦手でして…とにかくバテております。冷房のつけっぱなしで体が怠く、できれば何もしたくない…でも何もしなくてもキツイから、頭を使わずに読める本が読みたい。ということで、過去に読んで面白かった本を再読したり、漫画を読む頻度が増える時期です。
今年の夏に再読した本は、又吉直樹さんの『第2図書係補佐』や伊坂幸太郎さんの『アイネクライネナハトムジーク』など。漫画はTSUTAYAでレンタルし、面白かったら購入するようにしています。
《読書スタイル》
冷房の効いた部屋で、冷たい炭酸飲料をお供に読書。
《読みたくなる本》
過去に読んだ本の再読。漫画を読む頻度が増える。
例)葬送のフリーレン 山田鐘人 作
呪術廻戦 芥見下々 作
秋
秋はもう、読書にどっぷりのめり込む時期です。夏バテから回復し、趣味への意欲がむくむくと湧いてきて、連日本屋・図書館巡りに繰り出します。
ミステリーやホラーなど、涼しさを感じる本に自然と手が伸びることが多いです。
秋といえば紅葉!紅葉といえば京都!京都といえば森見登美彦さん!ということで、森見作品を読みたい欲が異常に強まる時期でもあります。
《読書スタイル》
窓を開け、紅茶を飲みながらゆっくり読書。図書館帰りにベンチに座って読むのも良い。
《読みたくなる本》
海外ミステリーや、ホラーテイストの本。森見登美彦作品。
四畳半神話大全 森見登美彦 著
冬
冬の寒さは苦手ですが、こたつがあれば無敵です。こたつでぬくぬくと読むのは夏目漱石や太宰治、ドストエフスキーなど文豪達の作品。
寒い時期は頭が冴えるので、背伸びをして難しい作品に挑戦したくなるのです。純文学も然り。村上春樹さんの作品も、思い返せば年末に一気読みすることが多い気がします。数年前に『ねじまき鳥クロニクル』を一気読みして、複雑な気持ちで年を越しました。それもまた一興です。
《読書スタイル》
こたつにくるまり、ホットカフェオレ・チョコレートをお供に読書。早起きして1人時間に読む。
《読みたくなる本》
文豪作品や純文学など、頭を使って色々考えたくなる本。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、季節ごとの読書スタイルや、読みたくなる本について綴りました。
気候は人の心に影響を与えるので、趣味への取り組み姿勢にも影響があるのではないでしょうか。
こうして思い返すと、どの季節の読書にも良いところがありますね。夏はバテるので苦手ですが、漫画との出会いが増えるので、悪いばかりではないなぁと気が付きました。
これから寒い日が続きますが、冬ならではの読書を満喫していけたらと思います。
はるのゆき