はるの本棚

口下手な私の人生と推し本について。

秋の休日、紅茶と読書

今週のお題読書の秋

 

まだブログを始めたばかりで右も左も分かりませんが、素敵なお題を目にしたので文章を綴ってみます。

 

秋の空気って不思議ですよね。

夏の間、猛暑という厄介者が頭の中を侵略し、推し活へのモチベーションを奪っていきます。

人類がこれまで創造してきた崇高な語彙達を奪い、『暑い』『きつい』『何もしたくない』の3語のみしか思考できない脳に作り替えられます。

夏にバテるのはヤツらのせいなので、我々の力ではどうにも太刀打ちできません。

猛暑め、、まったく全人類の敵、、!

 

そんな猛暑が鳴りを潜め、そよそよと心地よい風が髪を揺らす季節、そう秋!秋がやってきました!

秋は我々の脳内に清涼な新風を送り込みます。この新風の、何と恭しいことか。

一度その風を全身に浴びれば、夏の間頭の隅に追いやられていたモチベーションが、むくむくと膨らみ始めます。

ドライイーストをたっぷり混ぜ込んだ白パンのように。

 

そう、推し活の季節です。秋風に呼び戻された推し活へのモチベーションを存分に高め、発揮するのは今しかありません。

 

私の推し活は色々とありますが、やはり1番は読書でしょう。

秋の休日、昼下がりに窓もカーテンも開け放し、美味しい紅茶と共に楽しむ読書。

こんなに幸せなのは一年中で今しかない!と思えるほど充足した時間を過ごすことができます。

 

冬に炬燵で読書。

春に日向ぼっこしながら公園で読書。

夏にクーラーの効いた涼しい図書館で読書。

どれも捨てがたいですが、秋の読書は他のどの季節よりも心がフワフワと浮き立つ高揚感を感じます。

 

コロナでの自粛が続きますが、せっかくのお家時間、〇〇の秋を楽しみましょう。

 

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私が今読み進めているのは、アンソニーホロヴィッツさんの『カササギ殺人事件』。昼下がりだけでは飽き足らず、連日連夜、秋の夜長に読み進めています。

 

はるのゆき