はるの本棚

口下手な私の人生と推し本について。

【読書】medium 霊媒探偵城塚翡翠 ネタバレせずに面白さを伝えるチャレンジ

 

新年あけましておめでとうございます。

はるのゆきです。

 

昨年始めたこのブログ、更新ペースが遅いにもかかわらず、多くの方に読者登録していただき感謝の気持ちで一杯です。

これからもマイペースに続けて行けたらと思います。本年もよろしくお願いします。

 

 

さてさて、年明け一本目の記事は、最近読んだミステリー小説について。

読了後、あまりの面白さ&驚愕に打ちのめされました。これは何としても皆様にオススメせねば!という使命感にかられました。

 

そう、巷で話題になったこの作品です。

 

medium 霊媒探偵城塚翡翠    

相沢沙呼 著

 

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あらすじ

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた―。

         Amazonの内容紹介より

 

この作品、キャッチコピーに『全てが、伏線ー』という文言が付いています。

そして、読んだ方の感想を見ると、「何を言ってもネタバレになるから感想が書けない。ただとにかく面白い!」というものがとても多いです。

 

全てが伏線ってどういうこと?

感想が書けないって何で?

そんな疑問符ばかりで読み始めた本作。

 

 

読み終わったの私の感想は、、

こ…これは面白い…!

「でも…ネタバレせずに感想書くなんて無理…!

「とにかく面白い…!」

えぇ、SNSで目にしていた皆さんの感想と全く同じものでした(笑)

 

 

何が面白いのか?

※以下、本作品を読んでの感想をネタバレなしで書いています。しかし読む方によっては、ネタバレと感じる可能性もゼロではありません。不安な方は戻るボタンをお願いします。

 

 

 

 

私は小説の中でも特にミステリーが好きなので、これまで多くのミステリー作品を読んできました。

色々読んでいると抗体ができて、ある程度のミスリードには気付けるようになるんです。 

誰が犯人だとしてもあまり驚愕はせず、「あ〜そういうパターンね」って冷静に受け入れられてしまうのです。

(だからといってミステリーに飽きることはありません。驚愕はせずとも、話の構成や作家さんの文章力に惹かれるので、一番好きなジャンルです)

 

そんな私ですが、本作を読んで、文字通り“驚愕”しました。ミステリー作品でこんなに驚愕し、騙されたのは本当に初めてです。

 

 

では何がこれまでのミステリー作品と異なるのか?

それは書くことができません

何がネタバレに繋がるか分かりませんので…

ぜひ実際に小説を手に取り、物語に没入してみてください。

 

え?これだけ?

『medium 霊媒探偵城塚翡翠』をブログで紹介しようと考えた時、本当に悩みました。

 

何をどう書けば、面白さを伝えられるのか?

ネタバレは絶対に避けたいが、ある程度魅力が伝わる記事にしたい…

内容について触れると、ネタバレに繋がってしまうかもしれない…

 

悩んだ結果、このようなフワッとした内容の記事になりました(笑)

 

でもとにかく面白いです。

登場人物が魅力的です。

ライトノベル風の読みやすい文章なので、読書初心者にもおススメできます。

 

そして読み終わった方はぜひ、「ネタバレせずにこの本の魅力を伝える記事を書くチャレンジ」に挑戦してみてください(笑)

 

 

こんな人にオススメ

☆ミステリーに挑戦してみたい

 →特殊設定ですが本格的ミステリーを楽しめます

☆漫画やアニメが好き

 →キャラクターにアニメ的な魅力があります

☆ハラハラドキドキを体験したい

 →後半はハラハラして一気読み必須です

 

 

はるのゆき